はじめに:温野菜は「健康法」じゃなくて、生活を回すための運用
温野菜って、健康そうやん?野菜ばっかりやし。
僕は昔、温野菜をレトルトパックで作って売ってた経験があって、温野菜と、その後に出るベジブロス(野菜の出汁)が栄養的に強いっていう知識は元からあった。
でも僕が温野菜を生活の軸にした理由は、健康意識だけじゃない。
簡単で、一気に大量に作れて、食べる時はレンチンですぐ。
この「生活の回りやすさ」がデカい。
生野菜やサラダもええ。けど、あれって結局「食べる時に作る」手間が毎回発生する。
買ってくる・洗う・切る・盛る。どれを選んでも、地味に毎回コストがかかる。
それにサラダって、僕の中では使える野菜の種類が限られてて、どうしても偏る。
温野菜は違う。
基本、なんでもいける。
毎回違う野菜を入れて「食感」「味付けなしで食べた時の味」を試すのも、これの醍醐味やと思ってる。
始めてからの変化も大きい。
風邪を引かなくなった気がするし、食べすぎることがなくなった。
たくさん食べたとしても所詮野菜ばっかりで、カロリーを細かく気にする必要がない。
「何食べよう…」って悩む時間が減ったし、生活費も下げられたと思う。
そして地味に大きいのが、体の変化に気づきやすくなること。
ちょっとジャンキーなものを食べただけで、喉の渇き・腹持ち・便意とか、変化がわかる。
温野菜の成果というより、毎日似た土台を食べてるから、体の揺れに敏感になったって感じ。
今日の材料:カット前の野菜(写真①)
今回のラインナップはこんな感じ。
- こんにゃく 2袋
- 茄子 1本
- 白菜 1/4
- じゃがいも 3個
- 玉ねぎ 3個
- にんじん 2本
- きのこ類 120g
ルールは特にない。
ただ、色は意識してる。
芋類ばっかりにすると、炊飯器を開けた時にどうしても茶色くなる。
綺麗ではないし、飽きる。だから「色味が出る野菜」を混ぜたくなる。
あと、毎回違う野菜を入れるのが普通に楽しい。
「これ温野菜にしたらどうなるんやろ?」っていう実験やな。
料理してるわけじゃないけど、素材の楽しみ方って意味ではこれが一番ラク。
ちなみに、昔は3合炊きで2人前くらい作ってた。
でも進化して、今は10合炊き。
本気でやれば6人前いけるけど、最近はあえて4〜5人前くらいにしてる。
これだけで作り置きの回数が減るし、時間がゴッソリ浮く。
買い物は週1ペース。
一人暮らしで野菜だけなら1回1500〜2000円くらい。
これで少なくとも8人前分(朝晩で4日分くらい)は回せる計算になる。
切って入れてスイッチ押すだけ(写真②)
ここが一番助かるポイント。
ルールはマジでない。
切って、入れて、スイッチ押す。それだけ。
ただし一個だけ意識してるのは、小分けする前提で切る大きさ。
あんまりデカく切ると、タッパーに分ける時に偏る。
だから「満遍なく分けやすいサイズ」にしてる。
順番もテキトー。
量が多いから、釜に入りやすいように押し込みながら入れるだけ。
完成すると、炊飯器の中が半分以下のかさになるから毎回びっくりする。
(途中で追加野菜を入れてさらに効率よく大量に作る、みたいな発想も出てくる)
こんにゃくもテキトー。ちょっと洗ったかな、くらい。
きのこは、根本の部分は入れないほうがいいかなって思ってる(これは経験)。
水分は入れる。入れない選択肢はない。焦げたら嫌やし。
量は毎回テキトーで、たぶん300〜400mlくらい。測ったことはない。
3合炊きの時はスチームモードがあったけど、10合に変えたらそれがなくなった。
だから普通の炊飯モードで回してる。
温度で栄養がどうこう…は、正直そこまで気にしてたらやってられん。
最低限、健康っぽいやろでOK。
味付けは一切しない。するつもりもない。
出来上がりを食べたらわかるけど、普通に味がある。
飽きたら食べる時に味付けすればいい。なんでもあり。
失敗はない。
野菜を食べるのが目的やし、これは料理名のない一品。
正解も不正解もないから、失敗なんて概念がない。
炊飯器を開けたら完成(写真③)
フタを開けた瞬間に毎回思うのはこれ。
「量減ってびっくり」
そして色味が毎回違ってちょっと楽しい。
ただ、はっきり言って綺麗ではない。
どうしても茶色くなる。でもそれでいい。これは運用やから。
食感はどれも柔らかくなって食べやすい。水分もしっかり含んでる。
特ににんじんが好き。甘くなる。
味は全体的に「少し甘い」。
保存してる間に水分が出ることもある。
食べる時はレンチンして、その上にレンチンしたご飯を載せるから、
最終的に水分で雑炊っぽくなったりもする。
ここでの注意点は一個だけ。
炊き上がり直後はめちゃ熱い。
釜でやけどしないように気をつけたほうがいい。
あと僕の中でのポイントは、温野菜そのものよりも、副菜(タンパク質側)をどう選ぶか。
野菜だけだとどうしてもそれだけになるから、
- 卵
- 納豆
- 豆腐
- サラダチキン
- 鮭
- サバ
- 刺身
- たまに惣菜(揚げ物とか)
この辺を「どの程度入れるか」「いつ入れるか」が肝。
そこで食べすぎたら意味がないし、洗い物も増やしたくない。
小分けして冷蔵庫へ。(写真④)
【ここに写真④:タッパー運用の写真
作り置きは小分け前提。
タッパーに分けて、冷まして、冷蔵庫へ。
僕が使ってるのは900mlのタッパー。
水分含めて400〜500gくらい詰めるから、結構パンパン。
分け方はだいたいこう。
- 4個に分けたら:2〜3日
- 6個に分けたら:3〜4日
工場で働く37歳は結構食べるほうやから、僕は基本4個にしてる。
(もっと小分けにするほうが本当は効率化できる気もする)
食べ方のルールはゆるいけど、強い。
「一つのタッパーに入る分が1食」
入りきらないなら、入れない=食べない。
おかわりは基本しない。する必要がないくらい量が多い。
洗い物を増やしたくないから、温野菜のタッパーに全部乗せて終わらせたいだけ。
ご飯はラップで冷凍してるから、レンチンして載せる。
惣菜買ってきたらそれを載せる。
作り置きの惣菜があればそれを載せる。
洗い物は、作り置きの時に集中させる。
食べる時は洗い物を増やさない。これが地味に効く。
ちなみに温野菜を作る時間は感覚的にこれくらい。
- カット:5分
- 炊飯:75分(放置)
- 冷ます:20分
- 小分け:5分
合計:1時間45分
でも正味の作業はカットと小分けくらい。
炊飯中に他の作り置きができるから、時間の無駄がない。
ベジブロスの水分で、米も炊く(これも大事)
小分けした後に残った水分は捨てない。
この水分でお米も炊く。
ご飯にほんのり野菜の甘みが移った感じがするし、
栄養素も残らず摂取できてる気がする。
もちろん、米の柔らかさや色が気になる人には無理かもしれん。
でも僕はどうせ小分けして冷凍するし、そこまで気にならない。
まとめ:料理名を捨てれば、なんでもあり
この温野菜、はっきり言って写真映えはしない。
自慢できるようなもんでもない。
でも、超実践的な運用としては強い。
僕はこれを料理だと思ってない。
料理って、名前のある品を作ることやと思ってるから。
これは「名前のない一品」。だから正解も不正解もない。
料理名を捨てれば、なんでもあり。
それがアラフォー一人暮らしの自炊を続ける秘訣かもしれない。
- 安い
- 健康的
- 時短
- 悩まない
温野菜は、健康法というより生活インフラ。
自炊で温野菜という選択肢は、ありかもしれない。





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